ひねくれ先生のブログ

30代公立小学校教員(算数が好き)が日々思うことを徒然なるままに書くブログ

3年生「九九の表とかけ算」導入

問、九九表の一部を切り取ったものです。どんな数字が入るでしょう。

①を提示

 T:この空いているところに入る数字が分からない人?

 T:分からない所で手を挙げられる人は素晴らしいね。

めあて①「どうやって考えたらいいのかな?」

 T:さて、この人たちにヒントを考えられる人?

C1:3の段

C2:5の段

C3:5ずつ増える

 T:では、ここに入る数字をノートに書いてみよう。どうしてそうなるかも書いてね。

 

(中略)

 

まとめ①「なんの段か分かれば、その数ずつ増える」

 

②を提示

 T:では、空いているところに入る数字をノートに書いてみよう。

C4:あれ?2通りある気がする。

 T:え?そんなことないでしょ。答えは1つじゃないの?

めあて②「答えは2通りもあるの?」

C5:いや、2通りあるよ。だって…

 

(中略)

まとめ②「8×6=48 6×8=48みたいに2通りの式がある答えもある」

 T:そうか、空いているところが多いと答えは2通りあるんだねえ。

 

③を提示

 T:これは、答えが何通りもありそうだね。

C6:あれ?これは答えが1通りしかないんじゃない?

 T:ええ?そんなことないでしょう。こんなに空いているところがあるんだよ

C7:いや、1通りしかないよ

めあて③「なんで答えが1通りしかないんだろう?」

 

(後略)

まとめ③「7×7=49みたいに同じ数をかける式の答えは1通りしかない」

 

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