ひねくれ先生のブログ

30代公立小学校教員(算数が好き)が日々思うことを徒然なるままに書くブログ

4年生 1億より大きい数を調べよう

  • 問、0〜9までの数字カードがあります。
  •   これを並び替えて日本の人口に一番近い数字にしましょう。

 

C1:「このカード、全部使わないとダメなの?」

 T:「使わなくてもいいよ。使いたくないの?」

C1:「だって、1枚多いよ」

 T:「え?なんでそう思ったの」

C1:「だって日本の人口って1億なん人でしょ?」

 T:「ちょっと待って、そうなの?」

C2:「そうだ、聞いたことがある。」

めあて①「1億は数字をいくつ並べたら良いの?」

C1:「だから、数字カードは9枚あればいい」

 T:「ちょっと待って、C1さんが言っていること分かる人いる?」

C3:「えっと、一十百千万十万百万千万一億だから」

 T:「今、C3さんが言ったことをノートに書いてみよう」

 

桁を確認(省略)

まとめ①「1億0000万0000だから9個」

 

 T:「みんなの言っていることは分かった。9枚のカードを使うのね。よし、ではノートに日本の人口を予想して並び替えた数字を書いてごらん。」

 T:「では、答えを発表します。日本の人口は1億2744万3563人でした!(平成31年1月1日のデータ)」

 T:「ちょっと遠かったなぁという人?」

C4:「154329067」

 T:「それは遠いね。一番遠いんじゃない?」

C5:「いや、私の方が遠い。179380425だもの」

 T:「え?そうかな?みんなもそう思うの?じゃあどうしてC5さんの方が遠いのかノートに理由を書いてみて。」

 

めあて②「大きさはどこを見たら比べられるの?」

 

(中略)

まとめ②「同じ桁同士を見て比べる(大きい桁から)」

 

T:「では一番近いのはC6さんの124953608人だね。これよりもっと近い数字が思いつく人いる?」

 

(後略)

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