学級懇談会で使える話
人は耳から入る情報だけでは、ほとんど脳に残りません。ですから「何度言ったら分かるの⁉︎」は意味がありません。何度言っても脳には5%しか残らないのですから。ポイントはアウトプットさせることです。ぜひ、お家での会話に「今日の授業は何を勉強したの?教えて」を取り入れてみて下さい。
よく「うちの子は教えてもらってばっかりで、申し訳ない。」というお家の方が居ますが、決してそんなことはありません。「教える」という行為が、学力を高めることは実証されています。教える方も教えられる方にも両方にメリットがあるのです。
脳は否定形を理解できません。ですから子どもに伝える時は、なるべく肯定形で伝えるべきです。
これは、ピグマリオン効果にもつながります。「期待をかけると、その通りに子どもが育つ」という効果です。「こう育って欲しい」という肯定的で温かいメッセージをお子さんに送ってあげてください。
ちなみに個人的な考えですが、ピグマリオン効果は大人にも通じると思っています。ですので、今日お家に帰ったら「先生、面白い人やね。良い人やね。」と褒めちぎってもらえると、良い期待に応えようと私も頑張れます。よろしくお願いします。
※以前、学級懇談会で使っていた話です。ラーニングピラミッドは信憑性に疑いがあるそうですので、ご注意ください。